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居間に行くと、俊哉のお母さんがお茶を淹れて待っていた。
まずはご挨拶。
そして私はすぐに大川代理に任された任務を遂行すべく、俊哉のお母さんにまず謝罪を述べた。
「ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
こちら、書留の控えになります。
それと大変恐縮ですが、速達料金の270円を頂戴したいのですが・・・。」
畏まって私がそう述べると、俊哉のお母さんは目を細めて笑った。
「都那ちゃん、そんなに畏まらなくていいのよ。
私もちゃんと領収証を確認しなかったのが悪かったんだから。」
私は俊哉のお母さんから270円を受け取り、そそくさと制服のポケットに入れる私。
自己紹介をせずともお母さんは私の名前を知っている。
どうやら以前俊哉から私の事を聞いていたようだ。
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