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「ねぇ・・・?
私たちの計画、アヤにばれてないよね?」
夕飯の片付けをしながら俊哉に尋ねた。
「大丈夫だろ?
あいつは鋭いけど、今年はカモフラージュも用意してあるからさ。
本当の計画は絶対にばれてないはずだよ。」
俊哉はソファーに掛け、数冊の家電カタログを比較しながら覗き込んでいる。
彼の職場は電器店。
だから彼は、カタログを見ただけで家電の価格帯と性能をおおよそ思い出す事ができる。
「とりあえず当日は、私がアヤをNi-naに連れて行けばいいのね?」
「ああ。よろしく頼むよ。」
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