第1話

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その日の放課俺は一人音楽室で黄昏ていた 『はぁ…』 一人溜息をつきながら一人寂しくギターを弾いた 『結局誰も来なかったな…』 『今日も先輩の所に行こうかな、どうせまだ生徒会の雑務やってるだろうし』 『あれっ?先輩じゃないですか!』 『おっ!舞衣じゃん、どうした?』 『誠人先輩こそいつものですか?』 『俺はこれから千佳先輩の所に遊びに行こうとしてた。』 『私は部活の帰りです。』 相変わらず小さいのにバスケ部を頑張ってるみたいだな 『先輩!小さいは余計です!』 『こらこら、心を読むな』 『先輩の顔が分かり易いだけですよ?』 『マジか…』 『それじゃあ先輩私友達と待ち合わせしてるんでお先に帰りますね』 『また、明日な』 『はいっ!また明日!』 舞衣は元気良く去って行った。 『俺も先輩の所に行くかな』
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