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その日の放課俺は一人音楽室で黄昏ていた
『はぁ…』
一人溜息をつきながら一人寂しくギターを弾いた
『結局誰も来なかったな…』
『今日も先輩の所に行こうかな、どうせまだ生徒会の雑務やってるだろうし』
『あれっ?先輩じゃないですか!』
『おっ!舞衣じゃん、どうした?』
『誠人先輩こそいつものですか?』
『俺はこれから千佳先輩の所に遊びに行こうとしてた。』
『私は部活の帰りです。』
相変わらず小さいのにバスケ部を頑張ってるみたいだな
『先輩!小さいは余計です!』
『こらこら、心を読むな』
『先輩の顔が分かり易いだけですよ?』
『マジか…』
『それじゃあ先輩私友達と待ち合わせしてるんでお先に帰りますね』
『また、明日な』
『はいっ!また明日!』
舞衣は元気良く去って行った。
『俺も先輩の所に行くかな』
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