【第19話】星振る夜-2

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  せっかくだから、もうちょっと飲みたいなあ。 その気持ちは同じだったようで。 二軒目は何となく、私の家に決まった。 酒屋はとっくに閉まっている時間。 近くのコンビニでお酒を買い込んで、もうお腹は膨れているのにおつまみなんかもいろいろ選んで。 少し酔いは醒めているものの、お酒が入ったテンションは保ったまま、私たちは上機嫌で帰途についた。 家に入る、瞬間。 何だか少しだけ、緊張したのは私の心の中だけのこと。 いつものように飲んで、食べて、くだらない話で笑ったこの夜。 満たされた気分に浸れているのは、きっと、長瀬といるからだ。 こうやって過ごせる距離を、保っていこう。 改めて決心して、私は大いに飲んではしゃいだ。 .
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