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政府が憲法を、法律を改定した。
銃砲刀剣類所持等取締法、略“銃刀法”を撤廃。
大人たちは賛否に分かれ争った。
日本中が荒れた。
そんな中、政府は言った。
「我々には復讐する権利がある。親族を殺された者が犯人を殺して何が悪い。目には目を、歯には歯を…命は命で償うものだ。只今をもって復讐法を憲法として認定する!」
そして反対する大人たちに対して、こう言った。
「なぜ反対する?自分の親族に殺人犯でもいるのか?加害者側のくせに綺麗事を並べ、偽善者面して、必死に反対するのか」
反対する大人たちはいなくなった。
そうして、狂った世界が出来上がった。
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