★銀☆

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「疑ってごめんなさい。わぁー可愛い。赤ちゃん抱かせて」 「うん、いいよ。とにかく上がれよ。お袋今寝てるけどな」 「はい、お邪魔します」 私達は流星の家に上がり込む。流星の家は玄関が二つあり、一階は祖父宅で、二階が流星の家らしい。 広いリビングに入ると、二階の窓から明るい陽が射し込んでいた。 愛梨奈はソファーに座ると、泣いている赤ちゃんを器用にあやした。 赤ちゃんは愛梨奈の腕の中で安心したように眠り始めた。 「星野、赤ちゃんあやすの上手だね」 「うん、小さな子供大好きなの。可愛いもん」 赤ちゃんを覗き込む流星と愛梨奈は、すごくいい感じで、まるで未来の二人を見ている気がした。
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