7/7

847人が本棚に入れています
本棚に追加
/68ページ
   そんなこんなで  もうベテランの年  売上の波は上がる一方  体の方は壊れていった  通院が続き  ドクターストップが  かかったけれど  お客さんが待ってるで  また明日も出勤せな  意気とは裏腹に  体はボロボロになる    なかなかあがれない  どう辞めたらいいのか  優柔不断に過ぎた日々    そんな日々に  ピリオドを打つべく  褐色と緑色のような液体が  ほぼ毎日のように  口の中から出てくる  何を食べても不味く  喉が24時間痛み  発声失調、呼吸困難  そんなのが  当たり前になっていく  ついには  これ以上の飲酒は  命にかかわると  死の危険性が出ていた    散々悩んだ末の決断  天国のような  華やかさの裏にある  地獄のような日々    そんなホスト蘭の  一部仮名で内容は  ノンフィクションで  這い上がった生き様  体得してきた極意  ホストと言う  仕事の全貌  売れない事の辛さ  売れる事の辛さ  売れない事の価値  売れる事の価値  自称頭脳派ほすと君  蘭が夜で経験した事  ほぼ全てを綴った  エッセイを  これから不定期更新で  書いていこうと思います
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!

847人が本棚に入れています
本棚に追加