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そんなこんなで
もうベテランの年
売上の波は上がる一方
体の方は壊れていった
通院が続き
ドクターストップが
かかったけれど
お客さんが待ってるで
また明日も出勤せな
意気とは裏腹に
体はボロボロになる
なかなかあがれない
どう辞めたらいいのか
優柔不断に過ぎた日々
そんな日々に
ピリオドを打つべく
褐色と緑色のような液体が
ほぼ毎日のように
口の中から出てくる
何を食べても不味く
喉が24時間痛み
発声失調、呼吸困難
そんなのが
当たり前になっていく
ついには
これ以上の飲酒は
命にかかわると
死の危険性が出ていた
散々悩んだ末の決断
天国のような
華やかさの裏にある
地獄のような日々
そんなホスト蘭の
一部仮名で内容は
ノンフィクションで
這い上がった生き様
体得してきた極意
ホストと言う
仕事の全貌
売れない事の辛さ
売れる事の辛さ
売れない事の価値
売れる事の価値
自称頭脳派ほすと君
蘭が夜で経験した事
ほぼ全てを綴った
エッセイを
これから不定期更新で
書いていこうと思います
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