真夜中の訪問者

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ある意味いつものいい逃げに振り回されている感じ。 「いいんじゃない? 小沢先生も美鈴もフリーなんだから、デートしたって付き合ったって誰も文句なんて言わないでしょ」 「そうだけど……」 今となっては木戸先生を気にする必要はなくなった。 ていうか、あれ以来会っていないけど、なんだか顔を合わせづらい。 きっと木戸先生もそうなんじゃないかな。 「木戸先生のことを気にしてるの?」 相変わらず鋭い弥生。 「……多少はね」 .
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