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------ピピピッ ピピピッ ピp・・・・・
午前6時。トマトの目覚まし時計を止めた私は布団からはいずり出た。
「・・・・ふぁぁぁ・・・。」
あくびをしながら、今日のお弁当の中身は何にしようか考え、リビングへと足を運んだ。
私はリビングにつくなりすぐさま、テレビをつけた。
『トマトォォォォォォォォッ!!』
「よし。ジャストトマト。」
テレビ画面に映ったのは、アニメ、「トマトマン」である。
私はこのキャラクターが大好きなのだ。さっきの目覚まし時計もトマトマンである。限定品のトマトストラップも買い、ケータイに装着している。どうでもいいことだが、待ち受け画面もトマトマンである。
トマトマンを横目に私はお弁当の用意を始めた。
高校生活でのお弁当は毎日自分で作っている。母親につくってもらうと、おかずが手抜きになるので少々許せないのだ。
「ふぉぉぉぁぁぁ・・・おはよう・・・空奈ぁ。」
「おはよお、お母さん。」
隣の部屋から母親がおきてきた。母はあくびをしながらコーヒーを沸かした。
私はお弁当のおかずを作り終えると、そのあまり物で朝食を作り始めた。
「今日も太陽君と一緒にいくのー?」
母がコーヒーをすすりながら私に聞いてきた。私は短く、「うん。」とだけ答えた。
朝食を作り終えた私はテーブルにそれを並べ淡々と口に運んでいく。
今日もいつもと変わらない一日だ。
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