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「うわー…。相変わらず高い場所だな…。」
ここはエルザンダ渓谷にある古い吊り橋
俺たち[選ばれし若者]の三人は世界の平和を守るための旅に出て三週間が経っていた
しかし…
「リュウさんが渡らないと進めないニャ!」
高い所が苦手な俺のせいで中々進めないでいた
「もう…!変態で高い所が苦手って良いとこ無いじゃないですか…!」
レベッカに怒鳴られた
「べ、別にこれくらいの高さなんか怖くないし!」
レベッカに言われて俺は見栄を張った
「じゃあ早く行ってほしいニャ。」
うぐっ…それが出来たら苦労しないんだよっ!
「仕方ないですね…。ここは私がおぶっていきますからリュウは目を瞑っていてください。」
ビビっている俺の姿を見てレベッカがそう言いだした
「ふぁい…。」
そして高い場所の恐怖に負けた俺はレベッカに担がれそのまま運ばれた
「これじゃどっちが男の子なのか、わかんないニャ。」
ルンが何か言ったが聞かなかったことにした
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