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「それにしても、やっぱり重たいですね。」
吊り橋を渡りながら俺を担いでいるレベッカがそう言った
「うー…。まだ吊り橋続いてるのかー…?」
「そうみたいだニャ。」
「なんてこったい…。」
くっ…まだ続いてるのか…
「リュウ。重たいから降ろしていいですか?」
「良いと思うニャ。」
レベッカの問いかけにルンが勝手に応えた
「じゃ、降ろしますね。」ヒョイ
「うおっ!?」ドサッ
痛い!全身強打したよ!
「あーあ…。やっちゃったニャ…。」
派手に落ちた俺にルンが呆れた顔になった
「リュウ!?大丈夫!?」
そんななかレベッカが心配してくる
「自分で落としといて、そりゃないぜ…。」
虚しさのあまり俺は泣きそうだった
「ほら、吊り橋はあと少しで終わるから頑張りましょう!」
「う、うん…。」
そして俺たちは色々ありながらも無事に吊り橋を渡りきった
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