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「大丈夫か!」
鋭い目をした男に殺されかけている男に俺は問いかけた
「俺は大丈夫や…。お前らはいったい…。」
「詳しい話は後だ!まずはこの目付きの悪い男を倒す!レベッカは右!ルンは左からだ!行くぞ!」
男の無事を確認し俺はレベッカたちに指示を出す
「承知です!」
「やるニャ!」
俺の指示を聞き二人が返事をする
なんだろう…、始めて俺からリーダーシップが感じられる!
「何、ニヤニヤしてるんですか。さくっといきましょう。」
「お、おう!」
前言撤回、やっぱり俺にリーダーシップなんか無いぜ
「キャッキャッキャッ~!ごちゃごちゃぬかしている暇があるなら本気でかかってきやがれ~!」
目付きの悪い男が右手に持ったナイフで切りかかってきた
もちろんターゲットは俺だ
「リュウ!気をつけてください!」
右に回ったレベッカが俺に言う
「わかってるよ!」
俺はレベッカにそう応えると背中に背負っていた槍を取り出し構えた
ふっ…
こんなこともあろうかと村の武器屋で槍を買っておいて正解だったぜ!
レベッカに言われて買ったんだけどな…!
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