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食事の準備に取りかかる。
私服に着替えた松本部長が現れた。
ジーンズにTシャツ……かなりラフな格好。
スーツの時も、目が釘付けになるほどクールでステキだが、ラフな格好は、またステキで……本当にカッコいい。
あたしは、見とれてしまった。
「惚れ直したか?」
いたずらっ子みたいに笑う笑顔が、また、たまらない。
「ステキですね」
にっこり笑って言うと……
そのまま後ろから抱きしめられた。
「そんなかわいい顔するなよ。我慢出来なくなるだろ」
手が濡れていて抵抗できない。
松本部長も当然わかって抱きついている。
「ちょっ、ちょっとやめてください」
長い髪を避けて、首筋にキスが落とされる。
「ぁん……っ」
「璃子」
いたずらっ子の手が、するりと洋服の下へと入ってきた。
腰の辺りの白い肌が露になる。
「ぁ……んっ」
だんだん身体が火照って、頭が痺れてくる。
くるりと私を振り向かせ、松本部長は、正面から抱きしめた。
唇を合わせ、お互いの気持ちを確認するかのように抱きあった。
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