◇◇ 第7章 恋から愛へ…… ◇◇

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食事の準備に取りかかる。 私服に着替えた松本部長が現れた。 ジーンズにTシャツ……かなりラフな格好。 スーツの時も、目が釘付けになるほどクールでステキだが、ラフな格好は、またステキで……本当にカッコいい。 あたしは、見とれてしまった。 「惚れ直したか?」 いたずらっ子みたいに笑う笑顔が、また、たまらない。 「ステキですね」 にっこり笑って言うと…… そのまま後ろから抱きしめられた。 「そんなかわいい顔するなよ。我慢出来なくなるだろ」 手が濡れていて抵抗できない。 松本部長も当然わかって抱きついている。 「ちょっ、ちょっとやめてください」 長い髪を避けて、首筋にキスが落とされる。 「ぁん……っ」 「璃子」 いたずらっ子の手が、するりと洋服の下へと入ってきた。 腰の辺りの白い肌が露になる。 「ぁ……んっ」 だんだん身体が火照って、頭が痺れてくる。 くるりと私を振り向かせ、松本部長は、正面から抱きしめた。 唇を合わせ、お互いの気持ちを確認するかのように抱きあった。
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