◇◇ 第7章 恋から愛へ…… ◇◇

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翌朝。 和也さんの携帯のマナーモードの音で目覚めた。 ブーン……ブーン…… スッと起き上がる姿。寝起きの良さも素晴らしかった。 「はいっ、松本です」 「はいっ、わかりました。すぐに向かいます」 誰からだろう? 電話を切ると、和也さんはベッドのあたしを振り返った。 「璃子、すまない。今日仕事になった。パーティーの準備に手こずってるようだ。今夜は、会社に泊まりになるかもしれないな。どうする?ここにいてもいいぞ」 「和也さんがいないなら、あたしも帰ります」 「そっか。せっかくの休みにすまない」 そう言いながら、あたしをそっと抱き寄せた。
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