2598人が本棚に入れています
本棚に追加
/36ページ
外に出ると
お日さまが、眩しかった。
不思議……
たった1日で
2人の空気が
明らかに変わった。
あたしの中でも、和也さんの存在は
明らかに変わった。
ステキだなぁ~と外から見ていた関係から……
手に触れる位置へ。
そして……愛しい人へと。
その存在は、大きくなっている。
『彼氏』などという言葉では片付けられない。
尊い存在であることを感じていた。
そして、自分の心の中から、とても温かい気持ちがマグマのように溢れだしていること。
これは否定できない。
これが……『愛』?
仕事へ向かう和也さんの背中を見送りながら
あたしは、そっと微笑んだ。
最初のコメントを投稿しよう!