◇◇ 第9章 プロポーズ? ◇◇

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「でも、偶然指輪っておかしくないですか?」 「それだよ!璃子ちゃんそれっ!和也準備良すぎだろ」 「今日、渡そうと思って、準備してたんだよ」 少し赤くなった和也さんが言った。 「お前、今日渡そうとしてたの?」 「あぁ」 「何で?」 「付き合った記念に……」 「だってよ璃子ちゃん」 うそっ。あたしのために?ステキすぎです和也さん! あたしは、赤くなった。 「璃子ちゃん、和也に食べられた?」 「えっ!?まだです。えっ?」 とっさに口を塞ぐ。 「ウソだろ和也?まだ手を出してないなんて」 更科さんが和也さんを見る。 「ったく、お前うるさい」 和也さんは、恥ずかしそうに更科さんを睨んだ。
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