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夕べは遅くまでごめん。
よく眠れた?
俺は少し興奮して眠れなかったよ。
会えてうれしかった。
正月、3日までは実家にいる。
できればもう一日でもいいから会いたい。
連絡待ってる。
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浅い息を吐き出しながら、私は首を傾げた。
本当に純也さんからだろうか。
こんな風に積極的な感じが昔の彼と全く結びつかない。
口数が少なく、ポケットに手を突っ込んだ彼と。
私は返事に困りながらもどこか他人事のようにファルダを閉じて、
次のメッセージを開いた。
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