白夜之起床

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今日も彼は朝からバイトだった 毎朝日の昇る前に起き、自転車で10分程のコンビニでバイトしていた この日も、彼はいつも通り、3時に起きバイトに行くはずだった しかし、前日に新作のゲームに夢中になり 寝るのを忘れ、5時からのバイトに遅刻ギリギリに起きた 時刻は4時50分…上着を羽織り、自転車をとばす 「おはようございます!」 少し大きめの声で、事務室に入る 事務室には、休憩中の店長が居て、彼を見るなり笑っていた 「お前、その髪どうした?」 彼は自分の頭に手を置いた 「髪…ですか?」 彼はマジックミラーになっている 事務室の扉を見た 「真っ白だ…」
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