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私は話を変えるかのように華にこう付け足した。
夏奈「…華。実は華に相談があるんだ。」
華「なに?なんでも聞くよ。」
夏奈「ありがとう。
昼休みにいつもの屋上で話すね。」
華はいつもと違う私に戸惑いながらも
頷きチャイムの音が鳴ると共に席に座る。
頭には授業の話など入らず
昼休みにならないかとずっと空を見ていた。
そんな時…
先生「おい!桐島!
俺の授業を聞かず空を見てたな…。」
夏奈「いえ、先生。
先生の優雅な声を聞きながら空を見て授業を聞いていました。」
先生「ぉお!そうだったのか。
ならいいんだ!」
先生はなぜか嬉しそうだった。
単純な先生でよかった…
我ながら恥ずかしい事を
言ってしまったが仕方ない!
クラスのみんなは
笑うのを必死に堪えていた。
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