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華はゆっくりと喋り出す…
華「…夏奈は優しいね。
私は自分の事ばっかりだったよ。
日向くんと付き合えて嬉しくて
夏奈がそんな事に
なってた事すら気づいてあげられなくて
こちらこそごめん。」
夏奈「華は悪くない!」
華は首を横に何度も振った。
華「辛い想いをさせてごめんね。
でも本題はそこじゃないんでしょ?」
そう言って華は立ち上がり背伸びをした。
私はうつむきながら話をする。
夏奈「華…。うん。
その時は日向くんが好きだったから
優の告白を断ってしまった…。
こんな曖昧の気持で優とは
付き合えないと思ったの…」
華は静かに私の言葉に
耳を傾けてくれていた。
夏奈「…でも優が想いを伝えてくれて
変わらず話をしてくれて
優をもっと知っていくうちに
ある事にやっと気づいたの…」
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