第2話

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「猪瀬くん…また仮病?それともかくれんぼ?」 メガネに白衣の25歳。 「静香ちゃん、気分、ものすごく悪い。水一杯ちょうだい」 「仕方ないわね。毎度毎度…。はい、どうぞ」 「サンキュ」 「モテすぎるのも困りモンだわね。かくれんぼなら他所でやってほしいわ。いつもベッドが一つ埋まるから」 ため息をつきながらこちらに移す視線。 その裏にのぞく微かな欲望。
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