第2話

12/16
前へ
/16ページ
次へ
「その怒った顏もそそられる」 「先生に向かってそんなっ…」 ふくれっ面の静香ちゃんの言葉が突然の騒音でかき消される。 バタバタ…!ガラッ! 「佑都~?いる?」 勢いよく保健室のドアが開いたかと思うと、甲高い女の声がした。 エリだ。 つけまバサバサで髪の毛ぐるんくぐるんの女。 俺の取り巻きの一人。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加