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アタシを翻弄出来るのは
ユウだけ。
アタシをこんな眼で見下ろすのは
ユウだけ。
首に腕を廻し、もっと強い刺激を求めた。
両手が挙がる事で無防備にる身体に
優しいタッチが這い回る。
「ユウ……」
キスの合間で名を呼び、歌手Reika では絶対に有り得ない表情で彼を誘う。
媚びるのも、甘えるのも
好きじゃない。
でも、ユウにはそれがすんなり出来てしまう。
「……煽ってんの?」
下唇をゆっくり啄み、離れた瞬間云われた言葉に
プル…っと身震い。
だって、その声は
どんなに人気のある歌手よりも
アタシを簡単に虜する……
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