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揺れながら、アタシの両頬を優しく包み、オデコと鼻先を合わせ
至近距離に視線を合わす。
「今夜は寝かせてやろーと思ったのに……」
愛おしむように動く指先に、アタシも指を絡ませた。
「明日、お休みよ?」
「……たまには一緒に出掛けたいじゃん」
「……行くわ。
……でも、こうしてたいの」
「……ッッ」
彼の堪らなく我慢ならないと
アタシを貪る時の表情……
一番、好きなの……
アタシにしか見せないその表情は
下腹部の奥が疼き、熱くなる。
まるで、そうする事が
自然なのだと
実感してしまうくらい
運命をも、………カンジル。
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