【第22話】衝突と衝撃

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  私は私の仕事を全うしているつもりだった。 クライアント様に喜んでもらえるものを、消費者に届くようなものを、必死につくりあげていると思ってやってきた。 だけど一歩間違えば、私だけが違う方向を向くことになりかねないこと。 そして彼女には、それだけの手段があるということを……示唆されたような気がした。 ぞっとする。 背筋が凍るようだ。 彼女の狙いは、見えない。 だけど、これだけはハッキリわかった。 御園さんには、私と一緒に仕事をつくりあげていく気は、ない。 .
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