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信秀の方から話しかけてきたー
「ゆりちゃん?」
気づくとは思った。
前と同じ、髪型と服装だったから。
貴方のイメージの中の私のまま。
私はそれを演じ続けている。
そしてー
秀くんも同じ服装だったー
髪は少し伸びたかな?
「秀くんだよね。お久しぶり。」
「一ヶ月ぶりくらいかな?」
信秀くんはすこし焦ったように早口で言った。
もしかして私に気があるのかな?
みえみえよ。
「なんでこんなことろにいたの?」
信秀は聞いた。
闇金の返済でとはいえない。
「何でここにいたか分からないけど、運命?っていうのかな?」
私は少しからかうことにした。
じゃあね、って言って私は帰ろうと思った。
その時ー
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