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「えっ!?」
驚くあたしをよそに、和也さんはたくさんの荷物を持って入って来た。
「どうせ俺の事が気になって、食事もとってないんだろ?
まず、これ食べ物……これ飲み物……っで、これケーキ」
「どうしたんですか?」
「あれっ知らない?今日、俺の誕生日なんだけど?」
「そんなこと知ってます」
「だから、誕生日祝いをしようと思って」
「それは、金曜日にって」
和也さんは、急に真面目な顔してじっとあたしを見つめ、そっと静かに話始めた。
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