2592人が本棚に入れています
本棚に追加
あたしは、台所で、和也さんが持ってきた、たくさんのおつまみをお皿に盛りつける。
すると、後ろから和也さんが呟いた。
「璃子、その洋服なんだけど……」
「あっ、似合いませんか?」
今日は、誰も来ないからと、短めのスカートと胸元のあいた緩めのTシャツ。
もろ部屋着!
和也さんちでも露出が多いかもと、着たことのない、おもいっきり自分だけの部屋着だった。
「いやっ、それは外に着て出てほしくないなぁ」
和也さんは、ちょっと遠慮がちに呟いた。
「大丈夫ですよ。お部屋専用ですから。
でも、露出が多いですね。
気に入らないなら着替えましょうか?」
あたしは、ちょっと赤くなりながら答えた。
最初のコメントを投稿しよう!