◇◇ 第12章 彼の誕生日 ◇◇

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「いやっ、部屋着ならいいんだ。俺の前だけならいいよ」 「えっ!和也さん、ちょっとそれは、……エッチです」 「俺、エッチだよ」 そう言うと、後ろから抱きついてきた。 「きゃっ!?」 「白か……」 「白?」 何が、白?って思いながら…… しばらくして…… 気がついた。 あたしは慌てて胸元を押さえると、真っ赤な顔で和也さんを見た。 「見ないでください!」 慌てるあたしに 「見えたんだよ」 と、サラリと余裕でかわす和也さん。 そんな会話も楽しくて。 どんどん2人の距離が縮まって行った。
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