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食事の後片付けも終わり、寝る支度も整った。
夕方寝たとは言え、昨日今日の疲れ&先週の仕事の残業などで、正直あたしは疲れきっていた。
早く眠りたい。
でも、はてさてどっちのお布団に寝たものか?
今までは、あたしの荷物が無いから、和也さんのベッドにお世話になっていたけど……
今夜からは、あたしの荷物もしっかり全部ある。
わざとらしくあたしのお布団に行くのも、ねぇ?
でも、声に出して和也さんに聞くのは、かなり恥ずかしい。
うーんと悩んでいると、あたしの様子に気づいた和也さんの声が聞こえた。
「璃子寝ようか」
「は……うんっ」
『はい』と言いかけて、刺さる視線に慌てて言い直した。
「先に行ってろ、すぐ行くから」
えっ!?どっちに行ったらいいの?そこをずっと悩んでいるんですけど?
とりあえず立ち上がり、様子を伺う。
あたし……挙動不審だわ。
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