◇◇ 第15章 ふたりの生活 ◇◇

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6日目も楽しく幸せな時間を過ごした。 そして7日目には、和也さんが、あたしに内緒で注文してくれていたドレッサーが届いた。 真っ白な棚に、大きな鏡がついていて、そのまま机としても使えるお姫さま仕様のドレッサー。 段ボールが取り払われた瞬間、あたしは思わず感嘆の声を上げた。 「わぁ、ステキ!」 「気に入ったか?」 「もちろん!和也さんありがとう」 喜ぶあたしを見ながら、和也さんは満足そうに微笑む。 あたしは早速ドレッサーの棚に、更科さんにいただいたふたりの写真を飾った。 怖いくらいに幸せすぎる連休に、あたしは、このまま時間が止まればいいのに…… と、神さまに祈った。
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