◇◇ 第15章 ふたりの生活 ◇◇

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******** 連休明けの会社は、たまった仕事の処理に追われた。 話す暇も無いほどの雑務の山…… 次から次へとかかってくる電話の対応…… その全てに追われていた。 あたしと村上姉さんは、悲鳴をあげていた。 「璃子!」 松本部長の呼ぶ声がする。 「はいっ」返事をして手帳を持って走り寄る。 また新たな予定が入ったようだった。 お互いに受けた予定の確認をしてスケジュールをその場で作っていく。 松本部長の手足となり動くあたし。言われるがままに雑務をこなしていた。 夕方も4時を過ぎた頃、やっと目処がたち、村上姉さんに連れられて休憩に入った。 とはいえ、ご飯を食べるほどは時間が無く、コーヒーを一杯飲むだけの時間しかなかった。
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