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連休明けの会社は、たまった仕事の処理に追われた。
話す暇も無いほどの雑務の山……
次から次へとかかってくる電話の対応……
その全てに追われていた。
あたしと村上姉さんは、悲鳴をあげていた。
「璃子!」
松本部長の呼ぶ声がする。
「はいっ」返事をして手帳を持って走り寄る。
また新たな予定が入ったようだった。
お互いに受けた予定の確認をしてスケジュールをその場で作っていく。
松本部長の手足となり動くあたし。言われるがままに雑務をこなしていた。
夕方も4時を過ぎた頃、やっと目処がたち、村上姉さんに連れられて休憩に入った。
とはいえ、ご飯を食べるほどは時間が無く、コーヒーを一杯飲むだけの時間しかなかった。
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