2221人が本棚に入れています
本棚に追加
/38ページ
「由香里、余計なこと言ったら、坂本の仕事増やすからな」
「分かってますって、でも、優輝さん、璃子は……」
「だから、余計なこと言うな!」
優輝さんは、珍しく語気を強めた。
「わかりました。優輝さんマジなんですね」
「……」
私は、ワクワクしていた。
松本部長、冴子さんに振り回されてる場合じゃないですよ。
さぁ、かなりのダークホース現れましたけど、松本部長は、璃子を守れるのかしら?
璃子も優輝さんには、かなり心を開いているみたいだし。
さすがの松本部長も、優輝さんが相手だと、今までみたいに油断出来ないわね。
いつまで余裕で居られるかしら?
でも優輝さん、松本部長と璃子の関係知らないのかな?
松本部長と優輝さんの対決……こりゃ見ものだわっ!
ここは、しばらく高みの見物と参りましょうかねぇ~
私は、ニッコリ微笑んだ。
しかしながら、桜井璃子……
あなたって本当に大人の男を惑わす女。
魔王伝説復活だわねぇ~
私は、ニヤニヤしながら、デスクに戻った。
最初のコメントを投稿しよう!