感想・レビュー一覧 19件

情景が浮かんできます

いつか行きたいと思っている芸術の街、パリ。 その雰囲気が漂う物語に、憧れが増してしまいます。 写真と音楽、季節と、そこに住む人々がありありと浮かんできます。 冬吾は、母親であるツバメに自分を見てほし
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もう、何て言うんでしょう…。 作品に呑み込まれたっていうのが、一番しっくりくるのかな( ´ ▽ ` ) まだ子供と大人の狭間にいる冬吾と、甘えることにためらうリディー。 もう少し冬吾が大人だったら、
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冒頭から引き込まれる文章に読みふけってしまいました。 主人公の心理描写が特に上手で感情移入してなりきって読ませていただきました。笑 物語全体から音楽が聞こえてくるようで本当に凄い! 最後二人は別
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この物語を読んで*。 凄い… 圧倒されました*。 素敵なjazzの メロディと共に 流れゆくstory*。 年上の女性との 切ない恋。 途中 ハラハラドキドキ しました*><<*
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今年最後の読書にこの作品を選びました。 大正解でした。 読み終わった私の心はポカポカしています。 この作品内には常に温度があります。音があります。それらが常に心を揺さぶります。 ハッピーエンドとは言い
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朔さま☆ 読み始めた直後から、物語の中にすっと溶け込んで朔ちゃんの世界観に飲み込まれていきました。パリには行ったことなどありませんが、まるで自分もそこにいるような不思議な感覚になりました。 情景描写が
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少年だと思っていた主人公が、大人の内面を手にしていく、不安で壊れそうな時期の描写、心が震えました。だからこそ本人にとって大切なものになるんでしょうね。パリの空気や、演奏の緊張感が伝わってきて、旅に出て
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朔ちゃん☆ なんて心地よい文章なんだろう… まるで音楽を聴いてるみたい。 行ったことのないパリの景色を感じて、冬吾の切ない音が聞こえて、リディーの甘い香りに包まれたような気がしたよ。 小説じゃなく映画
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こんばんは朔サン。 やばいね、It's my kind of story.☆5個じゃ足りないです。 詩のように美しい情景描写。カッコイイです。まるで自分がその場にいて情景を目の当たりにしているようで
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優しくて、でも切なくて。 どこか甘くなりすぎることのない空気と、パリの街並み、広がる景色。 うわー、芸術作品の只中にいるなあ、と感じながら読み進めました。 その、生きていく何もかもはやがて溶け合っ
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これは短編ですから、という作者様の言葉にあとがきで触れて、ああ、そういえば短編だったのか、と思ってしまいました。 それを感じさせない、これは大作だと思います(*^^*) 重厚な読後感に、本当に一本の
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読み終わったあと、しばらく余韻に浸ってしまいました。 詩的な描写がとても綺麗で、作品全体に流れる雰囲気ががどこか物悲しく、ぐっと惹きつけられます。 まだ少年のトーゴの不器用さが、もどかしくもあり魅力的
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主人公が初めての恋に落ちてゆく様子が、パリの季節の変化と共に情緒豊かに描かれていて、さながら一本の映画を見終えたかの様な充実した読後感でした。 恋の相手、リディーの洒落たセリフたち、冬吾が囚われた香
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2人の出逢いと別れ 季節の移り変わりとともに 変化するひたむきで切ない 恋のお話とても良かったです。 パリの沈まない太陽や 5月の公園のくだりなど 思い浮かべドキドキしながら 読ませていただき
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パリの、 あの乾燥した凍るような冬を感じました。 また、木漏れ日や水の滴も感じられて、 その世界に迷い込んだような不思議な感じ… 音楽は詳しくないので、 よく解りませんが、 たばこの煙、 気怠
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ただ男女の恋の駆け引きの描写に終始することなく、この作品には紛れもなく音があり、匂いがあり、そして光がある。 まるで一篇のショートムービーを見せつけられたかのような鮮烈さ。洋書の翻訳を思わせる不思議
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14歳の出来事は、冬吾さんの中に今もずっと残っているんでしょうか。 いつかお互いの作品に触れることがあるなら、良い形で昇華出来る再会であってほしいです。 好きなわけじゃなかった、の言葉は本当でも嘘で
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芸術家と芸術家による関わりあいは それさえも作品のようで、 なんといえばいいのか「錯覚」のような そんな感覚に陥りながら見終わりました。 会話だけでなくて、小物が利いていて 今まで写真まみれだった彼
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物語全体に流れる切なさと、柔らかく気だるげな空気感。 暖かい陽の光や冷たい雨までもが繊細で優しくてどこか寂しい。 岡田さんの作品を読むと、いつも音楽が聴こえてくるような気がします。 14歳の幼
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