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「お前ら、何をやっている?」
「ナニを?」
死ね
私が起きて部屋から出ると、3人のイケメンが居た。
あ、人じゃないか。
「あれェ?起きたんだぁ~。おはよう~」
この間延びしてる奴は、不死鳥の【蓮】。
「む、起きたか。待っていろ。すぐにお茶を用意する」
この堅苦しいしゃべり方は鴉の【灰】。
「げ、不味いね。やっぱり飲むのは美少年か美少女に限る」
最後は吸血鬼、【フェルト・B・アルサード】
真祖序列:第7位
真祖とは、【黙示録の吸血鬼】に直接血を分け与えられた吸血鬼。
真祖の数は12。数字が若くなるにつれ、実力も高くなる。
それで言ったら、フェルトは下の方だな。
「下じゃありませんー。真ん中なんだよ?」
サラッと心を読むな死ね。
「マオちゃんが僕に厳しい!」
「待て!それは色々とアウトだ!!それとちゃん付けは止めろ!」
「ねぇね~。それよりもさぁ~。
忌々しい【使徒】が勇者の“中に”居るよ~?」
ん?
あぁ、大丈夫だろ。
「ウム、所詮雑魚じゃろ」
「下級だね。喰っていいかな?」
「フェルト、上級ならともかく、下級なんて不味いだけだ」
「ふ~ん。なら、食後の運動ってことで。イイヨネ?」
「はぁ、好きにしろ。余り壊すなよ」
「出来るだけ、ね」
「じゃ、僕は帰ろ~っと♪」
そう言って、【蓮】は消えた。
「むぅ、なら私も帰るか」
【灰】も消えた。
「さて、私も仕事に戻るか」
私も仕事部屋に行くため、フェルトと使徒が戦っている場を後にする。
「アハハハハハ!!。どうしたんだい!?下級とはいえ、君は使徒だろ!?なら、たかが吸血鬼の真祖にやられ続けていいのかい!?さぁ!!もっともっと抗ってくれ!僕を楽しませてくれ!!」
ズカアァァァァァァァァァァン!!
…………………………………………………………………………………………さぁて、お仕事頑張るぞー(棒)
泣きたい(´・ω・`)
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