十四章★底辺 #2

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「飯、食った?」 健太に言われて気付いたけど今日は何も食べていないや。 「食べてない。健太は?」そう聞くと少しだけ間を置いて 「俺、今日は飯はいいや。リンが食べてないなら店入ろ。静かなとこ。」 背中に手を添えられて健太と歩きだす。 良いんだよね。 健太で、良いんだよね? 移動中も頭はその事ばかりで でも健太を見て少し心が安定した。
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