十五章★浮気 #2

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やっぱり無理だ。 俺…………、 リンが好きだ…………。 離れたくないよ………!!」 涙を流しながら語られた言葉達は 友達に話したらきっと 「彼女ができたからって 凛のせいにして終わらせようとした最低な男」 なのに 泣きながら訴えられた素直な気持ちが 胸を突いた。 あの子をミキと呼ぶ健太が嫌なはずなのに まだ、私を好きでいてくれた。 それだけで その気持ちがまだあるだけで それだけで満足。
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