十六章★嫉妬 #3

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顔をあげたときはまたクールないつもの先輩で 今の出来事が絵空事かのような錯覚を覚えた。 「まぁ、俺もはっきりしなかったから……。ごめんな、凛。」 そう言われて 首をぶんぶん振るしか出来なくて 「ごめんなさい……。」 ただその言葉だけを繰り返していた。
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