三日前。

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だけど確実に瑞希の手は震えてた。 …うぅん、手だけじゃない背中も震えてる。 そうこうしてる内に、観覧車の順番が回ってくる。 向かい同士に座ったけど、瑞希と私は目を合わせない。 瑞希はずっと外の景色を見てるから合わせられないんだ。 「ねぇ、瑞希…?」 「ん…?」 私が呼んでも、こっちを見てくれない。 「瑞希…」 「んー?」 「み…ずき…」 「……」 こっち見てよ…。 ちゃんと…、私をみて…。
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