5人が本棚に入れています
本棚に追加
空から、メイド服をきた天使が落ちてくるなんて、日常にあってはならないのだ。そんなの非日常である。まず、天使ってのが空想の物だ。あり得ない。
普通で、平凡で、何も起こらない毎日を送るのが俺の夢。つーか、多分これまでがそんな日々だったりしたわけ。
なのに、その日をさかいに、俺の人生は普通ではなくなってしまった。
「私のご主人様になりなさい!」
俺、二田通(ふただ とおる)はメイド服をきて、背中から白い羽が生えたつるぺた少女、もとい天使に命令された。
いや、命令されたくないのだが……。
最初のコメントを投稿しよう!