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1.いつも元気
「元気をもらいました」
スポーツ中継などで頑張った選手たちに向かってこんな言っている観客をよく見かけます。
他にも、「力をもらいました」「勇気をもらいました」など表現は違いますが、同じようなことを口にする人が多く、いつも変な感じがします。
思うのですが「元気」に限らず、「力」や「勇気」は自ら出すものであって、人からもらうものではないと考えるのは私だけでしょうか。
同じように「癒される」という言葉を使う人も多いですね。
それに輪をかけて、「癒されたい」とパワースポットと呼ばれる場所に出かける人も多く、例えば伊勢神宮などは賑わっているようです。
これも何か変な感じがします。
自分を「癒す」ことができるのは、自分だけなのではないのでしょうか。
元気を出してどんなことにも取り組む。
いざというときには力を振り絞って踏ん張る。
困難には勇気を出して立ち向かう。
そして頑張った後は、その努力をきちんと認めてあげて、疲れたらゆっくり休む。
自分で決めてそのように行動すれば良いと思いますが、どうして「元気や勇気が欲しい」「自分を癒して」などと何かに頼ろうとするのでしょうね。
「依存」とは、他に頼って存在、または生活をすること。
日頃から自分のやっていることの意味を考えようともせず、行動や言動に伴う責任も負わないで、他人に認めてもらうことばかりに注力していると、いつまで経っても、自分自身に自信が持てずに、認めてくれる人や物、環境を探し続けることになります。
そんな人生に本当の楽しみなどあるのでしょうか。
そうならために、まずは元気を出して、毎日を過ごしましょう。
元気があれば何でもできるというのは、本当に名言だと思います。
中にはきっかけがないと元気を出せないという人もいるでしょう。
そのような人のために、いますぐ元気になれる方法をお教えします。
それは、「いつも元気にしているぞ」と決心することです。
なんだ、そんなことか、と思うかもしれません。でも、そんなことすら出来ていない人が大多数なのが、この世の中なのではないのでしょうか。
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