8人が本棚に入れています
本棚に追加
〈鈴城麗華〉
うっ
まぶしい!
目が痛いよ。
痛みが退いてから目を開ける。
「……どこ?」
家の中にいたはずなのに街に居る。
......ほぇ?どゆこと?
とりあえず立ち上がる。
そこで私は、体に違和感を覚えた。
なんか今の、小説の説明みたい。ぷぷっ。
でも、なんか違う。気持ち悪い。なんだろ?......あれ?
水色と白のワンピースはアリスが着ていた様な形。
右手に兎のぬいぐるみを持っていて、左手首にブレスレットが付いていた。
(本人は気づいていないが、頭に水色の大きなリボンが付いている)
「ふぁ!こんなの見られたら…」
どうしようと最後までいう前に「おい」と話しかけられた。
カウボーイの様な格好に背中にギターを背負っている。
彼は少し高い声で私を呼ぶ。多分会いたくないやつ。
「教祖か~?」
最初のコメントを投稿しよう!