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帽子を取る。
見えたのは......
「なんだ、奏か」
「何だとは何だ」
奏は女友達だ。
去年からの付き合いだな。
恋愛感情は無いから注意するように。
「にしてもお前、でかくないか?」
ちびじゃなかったか?
成長期でも来たか?
「身長は変わってないけど」
ムッとした。
「ムッとすんなって~」
「してない」
「してる」
「してない」
「してるだろ」
「うー」
何これ可愛い。
「お前は自分の確認でもしろよ」
は?
とりま自分の体を見る。
浮いている。
は?
服装も変わっている。
何故?
「妖精?」
あ!
「俺の職業だ」
「妖精ってww」
「お前は何だよ」
「魔女だよ」
奏はやっと立ち上がり一周回って見せた。
「1週間前から変わらねー」
黒い帽子にローブ、箒を持っている。首には十字架のネックレスがあった。
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