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璃子……キミは何も言わなくても、
キミが俺にくれる笑顔。
熱を帯びた視線。
そして、触れた手や唇から伝わる愛情から
俺は、男としての自信を貰っているよ。
璃子……キミの存在すべてが俺の今を支え、奮い立たせる。
言葉では、言い表せないほど……愛おしい。
「はぁ……」
俺の誕生日の日も、そして、今夜も、キミは眠ってしまった。
前科2犯だぞ!
知ってるか?
今夜は、大切な記念日だったんだ。
けれども、あまりの無邪気な寝顔に、俺は、すでに骨抜きにされてしまった。
「仕方ないな……」
俺は、クスッと笑うと、そっと璃子を抱き上げ、寝室へと連れていった。
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