ずっとそばにいてくれたね 第15話

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璃子……キミは何も言わなくても、 キミが俺にくれる笑顔。 熱を帯びた視線。 そして、触れた手や唇から伝わる愛情から 俺は、男としての自信を貰っているよ。 璃子……キミの存在すべてが俺の今を支え、奮い立たせる。 言葉では、言い表せないほど……愛おしい。 「はぁ……」 俺の誕生日の日も、そして、今夜も、キミは眠ってしまった。 前科2犯だぞ! 知ってるか? 今夜は、大切な記念日だったんだ。 けれども、あまりの無邪気な寝顔に、俺は、すでに骨抜きにされてしまった。 「仕方ないな……」 俺は、クスッと笑うと、そっと璃子を抱き上げ、寝室へと連れていった。
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