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コンビニに到着して、おでんコーナーを覗く。
「璃子は?何買うの?」
「うーん。たまごと大根とこんにゃくです」
「へぇ、定番3品か」
「ですね」
あたしは、味の染みてる感じのをよそった。
「優輝さんは?あたし取りますよ」
「じゃあ、璃子の3品と、ちくわと厚揚げにしよっかな」
「あっ、ちくわいいですね」
「じゃあ、買って帰って俺んちで一緒に食べる?」
優輝さんが、口角を上げてニヤリと笑う。
「あたしで遊ばないでください!あたし、まだ長生きしたいんで」
あたしは、優輝さんに冷ややかな視線を送った。
「それは残念。半分こしてあげようと思ったのに」
優輝さんは、いたずらっぽく、サラリと言った。
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