◇◇ 第26章 新たなご縁と深まる絆 ◇◇

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******** 「ねぇ優輝、拓巳くんの事知ってたの?」 冴子が、俺の顔を覗き込んで聞いてきた。 「どうして?」 「なんか、冷静に観察してるみたいだったから」 「あぁ。仲の良い幼なじみの話しは、以前璃子から聞いたことがあったけど、本人には初めて会ったよ」 「ふーん」 「聞いてた話しと、だいぶ違うなって思ってたんだよ」 「どんな風に?」 「璃子からは、よく拓巳が学生の頃は、彼女をとっかえひっかえしては自分に見せに来てたって。 小さい時から一緒で、恋愛感情の無い優しいお兄さんって聞いてたんだが?」 「拓巳くんは、璃子が好きでたまらないって感じだったわね。 多分、ヤキモチ妬いてほしくて彼女を連れてきたけれど、いつも璃子に祝福されて困惑してたって感じね」 「まぁ、そんなところかな? 今日の拓巳は、突然、和也の存在を知って、自分の気持ちを抑えきれなくなったってとこだろ?」 「拓巳くんったら、ずっと近くに居たのに気づくの遅すぎ。 璃子も、ホント鈍いんだから…… 見てるこっちが、恥ずかしかったわよね?」 冴子と俺は、しょうがないなって顔をして笑った。

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