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とりあえずお昼を食べようっと。
あたしは、会社の近所のコンビニへと向かった。
コンビニでは、お気に入りのサンドイッチを2個と、おにぎり2個と、野菜ジュースと、コーヒーを買った。
そして、あたしはそのまま会議室へと向かった。
「優輝さん、よかったらお昼どうですか?ここに置いておきますから食べてくださいね」
「おっ璃子、気が利くじゃん。じゃあ、せっかくだから、一緒に食べようかな」
「お邪魔になるからいいですよ」
「いいんだよ。璃子がいなかったら、このまま食べずに夕方になりそうだから、ここで休憩いれとかないとね」
優輝さんは、ニコッと笑った。
「いいんですか?」
「むしろ一緒におねがいします」
「では、お言葉に甘えて……。どうぞ」
あたしは、おにぎり2個とサンドイッチと、コーヒーを手渡した。
「多くない?っていうか、ほとんど俺のじゃん」
「いいんですよ」
ふたりで顔を見合わせながら、いただきますって言うと、優輝さんとあたしは、もぐもぐとほうばった。
「優輝さん、最近、お忙しそうですね」
「ああ。近々仕事の流れが変わりそうでね。その準備に追われてるんだよ」
「そうなんですか」
「璃子にはちゃんと教えておこうかな」
「はい?」
優輝さんは、ニコッと笑った。
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