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いずれ、きちんとすべてを話す時が来る。
その時は、お互いに、穏やかに向き合って話し合おう。
『和也さんを、1番、ゲンさんに会わせたい』
奇しくも、璃子、キミが、1番会わせたいと言った人物は、俺が、璃子をずっと会わせたかった祖父と、同一人物であるんだから……
俺は、溢れる喜びを噛みしめながら、璃子を見つめ続けていると、ふっと我に返った。
これ以上は、風邪をひかせてしまう。
そして、俺は、静かに璃子を抱き上げた。
寝室へ運び、ベッドに横たえる。
そのまま、俺も、璃子の隣に添い寝をした。
愛おしくて堪らない気持ちが溢れ、眠っている璃子の唇に、そっと自分の唇を押し当てる。
専務就任披露パーティーの、あの夜とは違い、そのキスに、虚しさはない。
むしろ、明日が来る事が、未来が来る事が、楽しみで仕方がない。
「璃子……キミが、すべてを知って、俺の胸に飛び込んで来るのを、楽しみに待っているよ」
あと、どれ程の時間がかかろうと、こうしてキミが腕の中にいる以上、俺は、いつまでも、キミを待っていられる。
俺は、璃子のこめかみにキスを落としながら、胸にギュッと抱き締めた。

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