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…
身体をなぞる手は、
大きく、骨ばっているのに、
優しく、感じる…
指が、
不思議なくらい、
私の感じるツボを、
知っている。
唇が、身体に触れると、
「n、xa、ぁっ…」
声が、音になって漏れてイク…
「ゆうりの声、可愛い。
もっと、聴かせて…」
容姿に似合わない、日本語が、降ってくるように、耳に届くと同時に、
身体の芯を、かき乱される…
「fぁ、n」
名前を呼びたいのに、
わからないもどかしさが、
声を、音を、
加速させて、止められない…
握りしめた、
シーツのシワの跡が、
くっきり…
ぼやけた視界に入ってる…
「f、xa、i 、n、xo、」
「もっと、聴かせて…」
止まらない…
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