ーー1日目ーー

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あの匂い… 悪いヒトじゃない。 そう思った私のカンは、外れ? ヤット、アエタネ。 そう言ったのは、 日本の平凡な女性の需要があったから? 探していた時に、 見つけたから? やっぱり、「見つけた。」の方が正解? バクバク心臓が音をたてはじめ、 指先が、冷たくてなっていく。 空調が効いていて、 さっきまで、あんなに、 あったかい。と思っていたのに… 銀髪のヒトが立ち上がって、 ドレスを指しながら、 メイドさんとなにか話している。 この隙に、逃げる? いや、 ココの場所もわからない上、 この建物の広さもわからないんだから、 きっと、 すぐ捕まってしまう。 必死で、考える。
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